自分の強みに気づかないときの相談

やりがいを持って仕事に取り組めるようにするためには、自分の強みを知るのが大切です。

しかし、働いていても自分の秀でている点がよくわからずに、悩む場合もあるでしょう。これは、看護師として一通りの仕事がこなせるようになった頃に抱くようになりやすい悩みですが、自分一人で考えていても解決できないことが多いのが特徴です。

客観的に自分の強みは何かを知りたいと考えたら、相談するのが最も良い方法になるでしょう。自分の普段の働きぶりをよく観察してくれている人に、悩みを打ち明けてみるのがいいでしょう。職場の上司は、現場の看護師のことをよく観察してくれていることが多いので、まず相談してみるといいでしょう。マネジメント能力に優れている上司ほど、個人の長所を把握して適材適所で指示を行い、教育も実施しています。自分の強みも正確に把握してくれていることでしょう。

一方、上司があまり頼りにならないというときには、プロに相談するのがいいでしょう。プロのカウンセリングを受けてみると、自分の何が秀でているのかが浮き彫りにされます。上司は、せいぜい一つ二つを教えてくれるだけかもしれませんが、プロに相談すれば、さらに多くの長所を列挙してくれることでしょう。

看護師として働き続けられるようにするために、自分のことを客観的に理解する機会を作るのが賢明です。少しでも悩んでいるなら、上司やプロに思い切って悩みを打ち明けるようにしましょう。